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銀行員を志したのは・・・

花束とハートのチョコレート

わたしは東京都大田区生まれ、京浜工業地帯に位置する町で育ち、父は小さな町工場を営んでいました。

中学2年生のころ、わたしは父に

「オレ、工場を継いだ方がいいよね。」

と聞いたことがありました。

父はひと言、

「おまえはしっかり勉強して、他の仕事をやれ。」

即答でした。

少しでも父の役に立てれば、との思いから発した言葉でもあったことから、

ならば「父のような経営者の役に立てる仕事を」と思い、

真っ先に浮かんだのが、父の工場を訪れる信用金庫の方の姿でした。

単純なわたしは、このとき「銀行員になろう」と決めたことを覚えています。

高校生のときのある経験から、司法書士試験を目指すことになるのですが、このときも

「おまえはしっかり勉強して」

との父の言葉が頭にあり、社会に出て通用する知識をしっかり身につけなければ、との思いがあったように記憶しています。

銀行には25年半勤務しましたが、そこにはいくつものかけがえのない出会いがあり、多くの方々に育てていただき、また支えていただきながら、自分なりに、中学生のころの自分に説明がつくような銀行員人生が送れたのではないかと感じています。

父が他界し15年が過ぎました。

いつまでも自分に影響を与え、律してくれる父の言葉です。

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